ボルジギン フスレ    Borjigin HUSEL
   ボルジギン 呼斯勒
   所属
国際学部 国際学科
 
国際文化研究所 所属教員
 
生活機構研究科 生活文化研究専攻
 
生活機構研究科 生活機構学専攻
   職種
教授
発表年月日 2013/03/09
発表テーマ モンゴルの資源開発をめぐる国際関係
発表学会名 第1回アジア未来会議「世界の中のアジア:地域協力の可能性」
学会区分 国際学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 タイ、バンコク
概要 本報告はモンゴルの資源開発をめぐる国際関係、とりわけ日モ関係の歴史と現状を考察しながら、同地域における資源開発をめぐる国際協力のあり方と日本の課題について検討し、以下のことを指摘した。モンゴルの資源開発において、より有利な位置を得るために、関係諸国はさまざまな形でモンゴルに無償援助を実施してきた。しかし、各国がこれらの援助プロジェクトを実施する際、援助諸国の間の協議、協力を欠いたため、せっかく建設されたこれらインフラの分布、配置が科学的ではない。今後、モンゴル政府は諸援助国の交通、文化、教育、スポーツなどを含むインフラ建設の支援を受ける際、各国の間で十分に協議させ、合理的に計画し、その援助に最大限の役割を果たさせるべきである。また、国家安全保障方針や外交政策をどのように資源開発と結びつけていくかということは、モンゴル政府にとって重要な課題となる。