ボルジギン フスレ
Borjigin HUSEL
ボルジギン 呼斯勒 所属
国際学部 国際学科
国際文化研究所 所属教員
生活機構研究科 生活文化研究専攻
生活機構研究科 生活機構学専攻
職種
教授
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発表年月日 | 2005/01/28 |
発表テーマ | 内モンゴルにおける土地政策の変遷(1945~49年)――自治の虚像と実像―― |
発表学会名 | 東京外国語大学21世紀COEプログラム 総合シンポジウム「グローバリゼーションと多文化的想像力」 |
主催者 | 東京外国語大学21世紀COEプログラム「史資料ハブ地域文化研究拠点」他 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 東京外国語大学 |
概要 | 本報告は、1947年以降、中国共産党が内モンゴル地域で実施した土地政策、とりわけ「土地改革」の展開について考察し、その虚像と実像を指摘した。中国共産党は、「土地改革」をとおして、大衆を動員し、「民族団結」を呼びかけながら、民族闘争を階級闘争と位置づけ、政府の指導部から地方に至るまで民族主義者の勢力を一掃した。結局、「土地改革」を通して、モンゴル民族が所有したはずの土地所有権は完全に失われてしまった。これは、モンゴル人にとって回復不能な最大の損失であった。 |