ボルジギン フスレ
Borjigin HUSEL
ボルジギン 呼斯勒 所属
国際学部 国際学科
国際文化研究所 所属教員
生活機構研究科 生活文化研究専攻
生活機構研究科 生活機構学専攻
職種
教授
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発表年月日 | 2007/08 |
発表テーマ | The Battle of Two Ways” of the Inner Mongolian Autonomous Movements (1946-48) |
発表学会名 | International Symposium “Past and Present Dynamics: the Great Mongolian State”, Ulaanbaatar, Mongolia |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | Ulaanbaatar, Mongolia |
概要 | 中国共産党は、内モンゴルにおける同党の政権の確立において、「二つの道の闘争」なるものをつくりだした。本報告では、内モンゴルにおける「二つの道の闘争」を再検討し、次の点を指摘した。すなわち、中国共産党は、民族団結を呼びかけながら、民族闘争を階級闘争と位置づけ、他方、内モンゴル人民革命党の再建を要求し、急進的な階級闘争や「耕者有其田」を中心とする「土地改革」に反対し、モンゴル人の利益を保護する労働互助運動を主張した、ハーフンガーら民族主義者に、「売国奴」「投降分子」「搾取者」などのレッテルをはり、批判をおこなった。かれらは、一連の思想改造運動や階級闘争、「土地改革」を通して内モンゴル人民族主義者を一掃することで、中国共産党政権の確立に成功したのである。 |