ボルジギン フスレ
Borjigin HUSEL
ボルジギン 呼斯勒 所属
国際学部 国際学科
国際文化研究所 所属教員
生活機構研究科 生活文化研究専攻
生活機構研究科 生活機構学専攻
職種
教授
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発表年月日 | 2022/12/10 |
発表テーマ | 日本・モンゴル共同研究プロジェクト「匈奴帝国の単于庭と龍城に関する国際共同研究」調査報告 |
発表学会名 | 国際シンポジウム「遊牧帝国の文明と現代社会」 |
主催者 | 昭和女子大学国際学部国際学科 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
国際共著 | 国際共著 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 東京 |
開催期間 | 2022/12/10~2022/12/10 |
概要 | 本報告は、モンゴル国立大学と昭和女子大学など日本の大学の研究者により組織された調査隊が、2022年9月にボルガン県モゴド郡バローン・モフダグでおこなった調査の成果を紹介し、次の結論を提示した。(1)匈奴の大型墓の周辺における小型墓は衛星墓と考え得ることが年代測定の結果から示されている。(2)バローン・モフダグの墓の羨道は、匈奴の貴人の大型遺跡と同様に、実際の入り口ではなく象徴的なものであることが明らかになった。(3)埋葬儀礼のために作られた小型の土器が発見された。これはボルガン県のボルハントルゴイ、バローンベルセグ、オルホン県ジャルガラント郡のアイラギーン・ゴズゴルで発見された遺跡と類似している。(4)バローン・モフダグの墓から発見された馬具すなわち青銅製の馬勒の装飾品の完全品は匈奴時代の遺跡研究における新たな資料となっている。 |