ネモト ハルヨ    NEMOTO Haruyo
   根本 治代
   所属
人間社会学部 福祉社会学科
 
生活機構研究科 福祉社会研究専攻
   職種
教授
発表年月日 2016/09/11
発表テーマ 知的障害者の離職時および離職後支援に関する研究ー障害者就業・生活支援センターへのアンケート調査からー
発表学会名 日本社会福祉学会第64回秋季大会
学会区分 国際学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
発表者・共同発表者 代表:根本治代
概要 2012年度~2016年度学術研究助成基金基盤研究(C)『知的障害者の離職プロセスを手がかりとした就労支援モデルの構築』(課題番号 24530729:代表 根本治代)の成果報告である。全国障害者就業・生活支援センターへのアンケート調査の分析結果として、「本人の自己理解のための支援」については、肯定的評価57.9%、否定的評価42.1%で、否定的評価として、「離職後の精神的不安定な状況に関われない」「表面的に返事はしても実行できない」等、支援の方法に困難が示された。肯定的評価では、「本人、家族、支援機関との生活面を重視した継続的な面接の実施」「具体的なビジョンが描ける支援計画の作成」等、本人の自己理解を促すうえでの他機関との連携や具体的な支援ツールおよび工夫の必要性があげられた。その結果を口頭発表にて報告した。