イシガキ ミチコ    ISHIGAKI Michiko
   石垣 理子
   所属
環境デザイン学部 環境デザイン学科
 
生活機構研究科 環境デザイン研究専攻
 
現代ビジネス研究所 所属教員
   職種
教授
発表年月日 2016/05/28
発表テーマ 女性の身体寸法とプロポーション
発表学会名 日本家政学会第68回大会(要旨集p.69)
主催者 一般社団法人日本家政学会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 名古屋
発表者・共同発表者 共同研究:石垣理子・上西朋子・成田千恵・川上梅・猪又美栄子
概要 若年女性と高齢女性各50名の身体計測値から、衣服設計に関わる身体寸法とプロポーションについて検討した。その結果、1)2014年データの若年女性と高齢女性において、身長、上前腸骨棘高、乳頭位胸囲、胴囲、腹囲に有意差がみられた。また身長に対するプロポーションでは、骨格を基準として計測する上前腸骨棘高と頸椎高では若年と高齢の差がみられなかったが、皮下脂肪などの軟部組織が影響する体幹部の周径においては高齢女性の比率が大きかった。また乳頭の位置は若年女性と比べて下降していた。2)20歳代から70歳代の身長の加齢変化は3cm低くなっていた。時代差5.9cmを加えた現在の若年・高齢の身長差は8.9cmと大きかった。若年女性の身体プロポーションには現在までの約40年間において時代差はみられなかった。高齢女性は1992~1994年から現在にかけて、身長に対する胴囲と腰囲の比が減少傾向にあり、健康志向の高まりが影響していると考える。