タカオ テツヤ
TAKAO Tetsuya
高尾 哲也 所属
食健康科学部 食安全マネジメント学科
生活機構研究科 生活科学研究専攻
国際文化研究所 所属教員
生活機構研究科 生活機構学専攻
女性健康科学研究所 所属教員
現代ビジネス研究所 所属教員
職種
教授
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発表年月日 | 2019/03 |
発表テーマ | 木製まな板とプラスチック製まな板の微生物学的評価 |
発表学会名 | 第69回日本木材学会大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 高尾哲也, 藤本清彦, 中山榮子, 桃原郁夫, 佐々木央, 永井寛 |
概要 | 木製まな板およびプラスチックまな製板に関して,模擬的な調理と洗浄,殺菌による一般生菌数および大腸菌群数の変化を測定し,まな板の衛生的・微生物学的な比較評価を行った。木製(桧)およびプラスチック製使用済みまな板,木製(桧)およびプラスチック製新品まな板を入手し,試料とした。また,各試料を用いて抗菌試験を行った。洗浄後,殺菌後の各段階において,木製使用済まな板,木製新品まな板,プラスチック製使用済まな板の間で一般生菌数および大腸菌群数に有意な差は無かった。黄色ブドウ球菌及び大腸菌を用いた抗菌試験では,製使用済まな板,木製新品まな板,プラスチック製使用済まな板の間で微生物数に有意な差は無かった。以上の様な事から,木製のまな板の微生物的なリスクは,プラスチック製まな板に比べて高いとはいえないと考えられる。本研究は,平成29年度林野庁補助事業,新たな木材需要創出総合プロジェクト事業によった。 |